観葉植物が枯れてしまった!原因や復活させる方法をご紹介!
毎日きちんと世話していたつもりでも、観葉植物が枯れてしまうことは十分に考えられます。大切にしていればいるほど、枯れてしまったショックの大きさははかり知れません。しかし、何が原因で枯れてしまうのでしょうか?今回は観葉植物が枯れてしまう主な原因について、枯れてしまったものを復活させる方法・処分方法と一緒に紹介します。
観葉植物が枯れる原因
観葉植物が枯れてしまう原因はさまざまですが、その多くは間違った世話の方法です。ひと口に観葉植物といっても、種類によって世話の方法が異なります。以下で枯れてしまう主な原因を、全部で8つ見ていきましょう。
水やりの頻度が間違っている
枯れてしまう最も多い原因のひとつが、水やりの頻度が間違っていることです。どのくらいの頻度で水やりを必要とするかは、種類によって異なります。毎日必要なものもあれば、土が乾燥したときにだけ必要なものもあるでしょう。必要以上に水をやり過ぎたり、反対に少なすぎたりすると、枯れる原因となってしまいます。
日光の量が適切ではない
多くの植物にとって、日光は成長に欠かせない要素です。日光が足りないと成長に必要な栄養素を作れず、徐々に枯れてしまうでしょう。反対に、日光に当てすぎるのもよくありません。観葉植物の多くは直射日光を苦手とするため、強い日差しに当てすぎると葉焼けして枯れてしまいます。
空気が乾燥している
空気が必要以上に乾燥すると、枯れてしまう原因となります。水をやっているにもかかわらず、葉っぱが茶色く変わっている場合、空気内の湿度が不足しているのかもしれません。また、冷房や暖房の風が直接当たると、乾燥を促してしまいます。
室温が適切ではない
4つ目は室温が高すぎたり、反対に低すぎたりと適温でない場合です。植物の種類ごとに適温があるため、該当する室温をキープしなければいけません。冷房や暖房を使用する冬と夏は、日中と夜間との寒暖差が大きく、植物にとってストレスとなる可能性もあるでしょう。
有害な虫が発生している
アブラムシやカイガラムシ、ハダニといった害虫は植物の汁を吸って、枯らしてしまいます。虫がつかないように、水や木酢液を霧吹きで噴霧するとよいでしょう。
根詰まりを起こしている
根詰まりとは植物の根が鉢の中でいっぱいとなり、これ以上は成長できなくなっている状態です。鉢の底から根が飛び出している場合、根詰まりしている可能性があります。
根が腐っている
7つ目の原因は、根が腐っていることです。特に水やりを頻繁にしているにもかかわらず、いつもより元気がない様子がある場合、根が腐っている可能性が考えられます。必要以上に水をやると根の回りが水浸しになり、植物は呼吸できません。
急に環境が変わった
どのような植物でも、根を張ったところから自分の意思で場所を変えることはありません。人間の手で環境が急に変わると、多くの観葉植物にとってストレスとなるでしょう。特に乾燥がひどい場所、温度が合っていない場所、直射日光が当たる場所などに環境を変えると、枯れる原因となりかねません。
枯れてしまった観葉植物を復活させる方法
枯れてしまったからといって、諦めるのは早いです。植物の状態によってはすぐに適切に処置すれば、復活するかもしれません。復活させる方法は次の3つです。
復活させる方法①:鉢ごと水に浸す
明らかに水不足によって枯れているとわかる場合、たっぷりと水を与えれば復活するかもしれません。大きなバケツや鉢カバーなどに水を張り、鉢ごと水に浸してみましょう。乾燥している葉っぱ、しんなりしている茎が元に戻るまで放置してしまって大丈夫です。
復活させる方法②:植え替える
根詰まりがわかる場合は、長くなった部分をカットします。その後、一回り大きなサイズの鉢に植え替えてください。また、根が腐っている場合は、該当する部分を切り落としましょう。そして、水はけがよい新しい土に植え替えます。
復活させる方法③:適した環境を整える
最後は植物にとって適した環境を整えることです。直射日光によって葉が傷んでいる場合、日光が直接当たらない場所へ移動させましょう。レースのカーテン越しに日が当たる場所がおすすめです。また、エアコンの風が直接当たらないように、上手に室温調整することも欠かせません。
枯れてしまった観葉植物の処分方法
枯れてしまい、また、上記で解説したような方法をとっても復活しなかった場合、残念ながら処分しなければいけません。主な処分方法は次の2つです。
・自治体のごみ回収に出す
・業者に回収を依頼する
基本的には燃えるごみとして出せますが、量が多いと回収してもらえないかもしれません。業者への依頼は費用がかかりますが、大きな植物でも回収してもらえるのは魅力です。
まとめ
観葉植物が枯れてしまう原因は「水やりの頻度が間違っている」「日光の量が適切ではない」「空気が乾燥している」など、さまざまです。状態によっては適切な方法を用いることで、復活するかもしれません。枯れてしまったものは、正しい方法で処分しましょう。観葉植物のレンタルを利用すれば、万が一枯れてしまっても引き取ってもらえるため安心です。