癒し効果抜群!オフィスにぴったりな観葉植物の選び方
無機質な空間に彩りと癒しを与える観葉植物は、オフィスのインテリアとしても人気のアイテムです。しかし、いざ選ぶとなると種類の多さに悩むことも多いものです。そこで今回は、オフィスにぴったりな観葉植物の選び方を解説します。おすすめの観葉植物も紹介しますので、オフィス用の植物を探している方は参考にしてくださいね。
観葉植物は癒し効果がある?オフィスに置くメリットとは
近年ではオフィスに観葉植物を置くことによって、働く人の気持ちにもよい影響を与えることが数多くの研究調査で明らかになってきました。そこで、オフィスに観葉植物を置くメリットについて解説します。
空気がきれいになる
観葉植物には、室内の空気を浄化する効果があるといわれています。植物は光合成をするために二酸化炭素を吸収しますが、それだけでなくシックハウス症候群の原因となる「ホルムアルデヒド」や塗料などに用いられる「トルエン」、臭いのもとである「アンモニア」などの有害物質も一緒に吸収・分解する作用があるのです。そのため、観葉植物をオフィスに置けば空気を清潔に保てます。
目の疲労を緩和する
観葉植物は目の疲労緩和にも有効です。植物のもつ緑色は、心理学上見る人に安心感を与えることが判明しています。また、緑色は人間が認識している中で最も見えやすい色であり、長時間眺めても疲れにくい色なのです。つまり、オフィスの観葉植物に時々目を向けることで、目の疲れを癒す効果が期待できます。
リラックス効果
植物を見ると、精神の安定を示す「α(アルファ)波」が増えることがわかっています。アルファ波とは、リラックスしたときに発生する脳波の一種です。植物のある環境は脳内のアルファ波を増幅させるため、心理的ストレスが軽減し幸福感が高まります。また、緑を置くことによってオフィスの美観が向上すれば、従業員や来訪者の心理的緊張を和らげる効果も期待できるでしょう。
オフィス用の植物の選び方は?
オフィス用に観葉植物を選ぶなら、オフィスの雰囲気に合うかだけでなく、オフィス環境に適した植物かどうか確認しておくことが大切です。そこで、オフィス用の植物の選び方を解説します。
置く場所に適したサイズのもの
観葉植物はデスクや棚に置ける手のひらサイズのものから、1メートルを超える大きなものまでサイズのバリエーションが豊富です。しかし、大きすぎると圧迫感が出たり、小さすぎると存在感がなくなったりしてしまいます。オフィス用に観葉植物を選ぶなら、置く場所に適したサイズのものを選びましょう。
加えて、オフィスに置くなら、成長してもあまり大きくならない植物を選ぶことも重要です。植物の種類によって成長速度や葉や枝が伸びる方向が異なるため、どのように成長する植物なのかを把握しておけば、長く同じ場所に置いておけます。
手間がかからないもの
観葉植物をきれいな状態で保つには、定期的なメンテナンスが欠かせません。しかし、オフィスでは従業員にも仕事があるので、水やりや剪定などの手間がかかると負担も増えてしまいます。オフィスに観葉植物を置くなら、できるだけ手入れが簡単なものを選びましょう。オフィス内で管理できない場合は、観葉植物のレンタルやメンテナンスサービスを行っている専門業者を利用するのがおすすめです。
オフィス環境でも育てやすいもの
多くのオフィスは日当たりがよくなかったり、エアコンの使用によって乾燥していたり、植物にとって決してよい環境とはいえません。そのため、オフィスに観葉植物を置くときは、日陰でも育ち乾燥に強い植物を選ぶようにしましょう。
オフィスに最適・おすすめの植物とは
観葉植物の種類は多く、何を選べばいいのか迷う方もいるはずです。そこで、オフィスに最適なおすすめの植物を紹介します。
ユッカ・エレファンティペス
ユッカ・エレファンティペスは、メキシコ原産の象の足のような幹と剣のような葉をもつ観葉植物です。真っ直ぐに力強く成長していく姿から、仕事運や金運が高まるといわれています。乾燥にも強く、オフィスにピッタリの観葉植物です。
パキラ
パキラは、パッと手を広げたような形の葉っぱが魅力的な観葉植物で、乾燥に強く非常に丈夫なので長く育てられます。パキラはスタイリッシュな雰囲気をもつ観葉植物なので、執務スペースやエントランスに置いても映えるでしょう。
モンテスラ
モンテスラは、大きな切れ込みのある葉が特徴的な観葉植物です。乾燥に強く、日陰でも育つのでオフィスに置くのに向いています。そのモダンな形からインテリアとしても優良で、大型種も人気です。
サンスベリア
サンスベリアはアフリカ原産の多肉植物で、乾燥にも強くほとんど手間がかかりません。葉っぱの中に水をためているので、水やりも土の表面が乾いてからで十分です。小さなまま育つ品種もあるのでデスクにも置けます。
ポトス
ポトスはツルを伸ばして成長する観葉植物です。大きく光沢のある葉が特徴的で、葉色はライムグリーンや緑色と黄緑色のマーブル模様など品種によって異なります。ポトスは最低気温が5度あれば育つので、日陰でも育てやすくオフィスにも最適です。テーブルや棚に置くほか、天井から吊るして飾ることもできます。
まとめ
オフィスに観葉植物を置くだけで、空気の浄化やリラックス効果など多くのメリットが得られます。オフィスに観葉植物を取り入れる際は、置き場所を考えるだけでなく、手間がかからず育てやすい種類の植物を選ぶことが大切です。本記事を参考に観葉植物を取り入れ、より快適なオフィス空間をつくってみてはいかがでしょうか?