観葉植物はどうお手入れする?正しいメンテナンス方法をご紹介!
新しく観葉植物を買ったり、誰かからギフトなどでもらったりしても、お手入れの方法がわからなければ適切に育てられません。間違ったお手入れでは、枯れてしまう可能性もあるでしょう。せっかく観葉植物を置くなら、長く楽しみたいものです。今回は観葉植物の正しいメンテナンス方法について、長持ちさせるためのポイントと一緒に紹介します。
観葉植物には定期的なお手入れが必要
植物としてだけでなく、インテリアアイテムとしても人気を集めているのが観葉植物です。最近ではホームセンターや園芸店、フラワーショップ、コンビニエスストアなどで気軽に買えて、自宅・オフィス・店舗に置くだけで場のイメージが一気に変わります。植物によってはお手入れが簡単な種類もありますが、どのようなものでもある程度のお世話は欠かせません。もしお手入れを怠ると元気がなくなったり、最悪のケースでは枯れてしまったりするでしょう。
観葉植物の基本的なお手入れ方法
具体的なお手入れ方法は、種類によって異なります。ひと口に観葉植物といっても、その種類は非常に豊富です。それぞれで特徴や必要なお手入れ方法が異なるため、種類に合わせてお世話しなければいけません。以下で一般的なお手入れ方法を見ていきましょう。
土の表面が乾いたら水をやる
観葉植物の土の表面が乾いてから水をやりましょう。いいかえると、土が乾いていなければ、毎日水をやる必要はありません。水をやり過ぎると「根腐れ」の原因となるため、注意しましょう。土は湿っていると黒ずみ、乾いていると少し明るい色に変わります。乾いた土に水をたっぷりあげましょう。鉢の底から水が溢れるほどあげてしまって大丈夫です。
適度に日光へ当てる
適度に日光へ当ててあげましょう。観葉植物もほかの植物と同じように、光合成をします。光合成によって成長に必要な栄養素を作り出すため、適度な日光が必要です。とはいっても、直射日光へ当てる必要はありません。観葉植物は半日陰のため、直射日光を浴びると逆に弱ってしまいます。
おすすめなのが、レースカーテン越しに日光へ当てる方法です。また、すりガラスの窓なら、そのまま当ててしまって問題ありません。
冬場は5℃~10℃以上の室温をキープする
観葉植物の多くは熱帯や亜熱帯を原産とし、気温が高い環境を好みます。そのため、気温が大きく下がる冬場の室温に注意しましょう。寒さが厳しい環境下では植物へのダメージが大きく、枯れてしまうかもしれません。
室温は5℃~10℃以上をキープしましょう。ただし、日中は暖房器具で室温が温かくキープされ、夜間にスイッチをオフにして室温が下がる程度なら大丈夫です。
肥料を与える
元気に育てるためには、肥料を与えるのがおすすめです。とくに鉢植えで育てる場合、土だけでは成長するための養分が充分ではありません。窒素・リン酸・カリウムの3つに着目して、適切な量の肥料を与えましょう。とくに成長しやすい3月~6月、9月~11月に与えてください。
ときどきは葉水をする
葉水とは霧吹きなどを使って、葉っぱに水を吹きかけることです。葉水の目的は水やりではありません。葉っぱが乾燥すると、葉焼けや葉ダニの原因となるためです。「乾燥してきたかな」と感じたら、葉水をしてあげましょう。
観葉植物を長持ちさせる管理方法
最後に観葉植物をできるだけ長持ちさせるための管理方法を紹介します。
切り戻しをする
まずは切り戻しです。弱ってしまった先端部部分をカットすると、カットした部分から新しい元気な葉っぱが出てきます。「ちょっと元気がないな」と感じたら、思いきって切り戻りをしてみましょう。ただし、大きくカットしてしまうと、新しい葉っぱが出るまでに時間がかかってしまいます。
植え替えをする
ずっと同じ鉢植えと土の中で育てていると、観葉植物の根を張るスペースがなくなり、成長できなくなってしまいます。そのため、1年~2年に1回のペースで植え替えをしてあげましょう。一回り大きな鉢植えを準備して、新しい土を使って植え替えてください。
専門のメンテナンスサービスを利用する
「忙しくてお手入れをする時間がない」「できるだけ手軽に観葉植物を長持ちさせたい」といった人におすすめなのが、専門のメンテナンスサービスの利用です。切り戻しや植え替えのほか、葉っぱのクリーニング、害虫駆除・予防などまで行ってくれます。もちろん費用が必要ですが、少しでも手間をかけずに長持ちさせたい人にぴったりです。
まとめ
観葉植物はお手入れが簡単なものもありますが、それでも一定のお世話は必要です。土が乾いたら水をやり、適度に日光にも当ててあげましょう。また、ときどきは葉水すると、葉焼けや葉ダニの予防に役立ちます。もっとも簡単な方法のひとつが、専門のメンテナンスを利用することです。観葉植物のレンタルサービスなら、メンテナンスもサービスに含まれています。費用は業者によって異なるため、いろいろと比較・検討してみるとよいでしょう。