オフィスに適した観葉植物とは?人気の観葉植物の種類をご紹介!
殺伐とした雰囲気のオフィスでも、観葉植物をひとつ置くだけで雰囲気がガラリと変わります。しかし、具体的にどのような観葉植物を置けばよいのでしょうか。今回はオフィスに適した観葉植物の選び方について、人気がある種類、置くときの注意点と一緒に紹介します。観葉植物の設置を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
オフィスに置く観葉植物の選び方
これまでオフィスに観葉植物を設置した経験がないと、どのようなものを選べばよいのかわからないという人も多いかと思います。決まったルールはありませんが、以下で紹介する5つのポイントに沿って選ぶとよいでしょう。
ポイント①:お手入れが簡単なものを選ぶ
最も大切なポイントのひとつが、お手入れが簡単なものを選ぶことです。頻繁な水やりが必要だったり、日当たりを気にする必要があったりするものは、お手入れに手間がかかります。しかし、忙しいオフィスにいると、お手入れに時間をかけられません。そのため、できるだけお手入れの必要がないものを選びましょう。
ポイント②:サイズ・重量が合ったものを選ぶ
観葉植物といっても、そのサイズや重量はさまざまです。同じタイプのものでも置く場所によって、場のイメージがガラリと変わります。そのため、設置する場所によって、サイズ・重量を考える必要があります。
ポイント③:乾燥に強いものを選ぶ
種類にもよりますが、一般的な植物に適した湿度は50%~60%といわれています。しかし、オフィスの多くは冷暖房を完備していることから、乾燥していることが多いです。乾いた環境下でも育てられるように、乾燥に強いものを選びましょう。
ポイント④:シンプルなものを選ぶ
個人の好みもよりますが、オフィス用のものはシンプルなものが適しています。さまざまな人が出入りするため、万人受けするようなものがおすすめです。
ポイント⑤:空気を浄化してくれるものを選ぶ
観葉植物を設置するなら、空気を浄化してくれるものを選びましょう。「エコプラント」というNASA(アメリカ航空宇宙局)が認めるほど空気の浄化作用が高い植物であれば、マイナスイオンを放出したり、有害物質を取り除いたりしてくれます。
オフィスで人気の観葉植物一覧
観葉植物にはたくさんの種類があるため、購入する際は迷ってしまいます。続いてはオフィスで人気の観葉植物を5種類紹介します。
サンセベリア
丈夫で育てやすく、お手入れが簡単なのがサンセベリアです。初めて観葉植物を取り入れる人に適しています。水やりを多少忘れても、すくすくと成長します。また、マイナスイオンの放出、空気清浄、ホルムアルデヒドなどの有害物質の吸収・分解など、うれしい効果も豊富です。
パキラ
パキラは熱帯の日が当たる場所に生育する植物です。寒さと乾燥に強いため、オフィスで取り入れる人が少なくありません。日当たりが良い場所の設置がおすすめですが、日陰でも大丈夫です。また、大きなサイズのものは存在感があるため、エントランスなどの飾るとよいでしょう。
ポトス
数多くあるエコプラントの中でも、育てやすいと評判が高いのがポトスです。緑色の葉につく黄色の斑が特徴的で、オフィスに華やかな明るさを添えてくれます。手軽に観葉植物を取り入れたい、空気をきれいにする効果を得たい人におすすめです。
モンステラ
できるだけリーズナブルに設置したい人におすすめなのが、モンステラです。南国のような大きな葉が特徴で、インテリアとしても役立ちます。元々は水を好む植物ですが、大きな株のものは乾燥に強く、オフィスでの設置に適しています。
柱サボテン
お手入れの簡単さで人気を集めているのが、柱サボテンです。大きな茎の内部の水分を蓄えているため、水やりの手間を省けます。日光を好むため屋外設置がベストです。屋内に置く場合は、日当たりが良い場所を選びましょう。
オフィスに観葉植物を置くときの注意点
最後にオフィスに観葉植物を置くときの注意点を紹介します。
注意点①:葉水する
オフィスが開いている日はできるだけ毎日、葉水しましょう。葉水とは、霧吹きで葉っぱに水をかける行為です。寒くなりがちな秋から冬場にかけては、暖かい日中にかけてあげます。逆に夏場のときは、比較的涼しい朝方や夕方ごろに水をかけることで、温度が下がり、植物にとって快適な環境になります。
注意点②:時々は日光に当てる
日陰で育つ観葉植物も、たまに日光に当ててあげましょう。光合成によって栄養を生み出し、元気な成長を促せます。
注意点③:土が乾いてから水をやる
水やりは毎日必要ありません。基本的には土が乾いたときに、水をやるようにしましょう。必要以上に水を与えると、根が腐って枯れてしまいます。
まとめ
オフィスに観葉植物を置くときは「お手入れが簡単なものを選ぶ」「サイズ・重量が合ったものを選ぶ」「乾燥に強いものを選ぶ」などのポイントを意識しましょう。とくにお手入れが簡単なものは、忙しい環境下にぴったりです。配置する植物の種類によってオフィスの雰囲気が変わるため、場面に合わせていろいろと検討してみるとよいでしょう。